私がたった3年で教員を辞めた本当の理由

 

はじめに

 

はじめまして。ゆきこと申します。気がつけばアラサーの27歳です。

いきなりですが、

 

ゆきこ
私、2020年3月末をもって3年間勤めた小学校教員を辞めました!!!!!

 

って聞いて皆さんはどのように思われましたか?(「ふーん」以外で)

こんな声が聞こえてきました。

えーーーせっかく教員免許をとって、採用試験にも合格したっていうのにたった3年で辞めたの?もったいない・・・
やっぱり学校現場はブラックだったのか・・・

そうですよね、皆さんもご存知のとおり、教員というお仕事は、

大学での講義、介護等体験、教育実習、教員採用試験・・・

様々なハードルを乗り越えてやっと掴むことができるお仕事。

公務員なので、収入は右肩上がりでずっと安定。

なのに、たった3年でそれを手放したというわけだから

「もったいない」と言われて仕方がないですね。

そしてかつては「聖職」とまで言われた学校の教員も、今では「ブラック」の筆頭柱。

そういうイメージが当たり前となっている以上、

「ブラックだから辞めた」

そう思われても当然です。

 

私が教員を辞めたとき、気にかけてくれた周囲の人たちにはいろんな理由を言っていました。

・人間関係

・ワークライフバランス

ですが、この場で謝まりたいと思います。

今まで伝えてきた理由は嘘ではないんですが、それが中心ではないんです。

正直、それを言うことで

「それは辞めれてよかったね」

って納得してもらえる理由を言っていたまででした。ごめんなさい。

ですが、退職して3ヶ月以上が経ち、

ずっとモヤモヤしていた自分の頭の中がようやく晴れ上がったのと、

これまでの自分の生き方を自分自身がちゃんと受け止めることができたので、

ここで本当の理由を打ち明けたいと思います。

教員を辞めた本当の理由

 

私がたった3年で小学校教員を辞めた本当の理由。

それは・・・

ゆきこ
教員というお仕事に満足しちゃったから!
・・・・・は?笑

 

そうです、満足してしまったのです。

飽きたとかそういうネガティブな感じじゃなくて、何というか、

「やり切った!」「もういいかな!」みたいな。

何それ?笑 って感じですよね。

これについては、私の生い立ちについて触れる必要があります。

 

生い立ち

 

私は、熊本で生まれ育ちました。

小さい頃はお稽古ごとを一生懸命頑張っていました。

ハマっていたのは次の3つ。

ピアノ  スイミング  習字

おかげで、小学校時代は

学校行事での校歌斉唱ではピアノ伴奏を務め

運動会や水泳大会ではリレー選手に選ばれ

漢字大会では私の解答がそのまま模範解答として各クラスに配られるぐらいに上達することができました(笑)

しかし、中学校を卒業するまでに、それらの習い事は全て辞めてしまいます。

それはなぜかというと、新たなものにハマったから。

それは合唱です。

私の中学校の合唱部は、全国大会出場経験ありの、九州大会出場常連校。

顧問による熱血指導のもと、体育会系バリの練習に毎日励みました。

そして私が部長を務めた最後の年、ここ数年遠ざかっていた念願の全国大会に出場することができたのです。

「やり切った!」

ここで、フッと合唱への熱い思いが落ち着いたのです。

こんなにハマっておきながら「高校でも合唱をやりたい!」という思いは

不思議と起こりませんでした。

 

高校は、念願の熊本高校に進学します。

高校時代は特にハマるものはなかったんですが笑

姉が実際に住んでいたり、お笑いが好き!ということもあり

「関西に住みたい!」

という一心で勉強を頑張りました。

一生付き合っていきたいと思える親友とも出逢うことができました。

そして神戸大学に進学し、念願だった関西での生活がスタートしました。

それで再び、合唱にハマるのです(学業そっちのけ)

私は所属する混声合唱団で指揮者を務めていたので、ゼロから指揮法を学び、

また一つ音楽に詳しくなることができました。

顧問の指示通りに歌う中学時代の合唱とは違って、団員同士で議論しながら作り上げていく合唱。

いろいろあったけど、ほんと楽しかったなー(笑)

それに飽き足らず別の合唱団にも属していましたし。

卒団の年の定期演奏会も無事大成功で幕を閉じ、

そしてここでまた、熱い思いがフッと落ち着きました。

こんなに夢中になっておきながら、「社会人になっても合唱を続けたい!」っていう気持ちは

やっぱり起こりませんでした。

 

それからは熊本に戻り、2年間のモラトリアム期間で小学校の教員免許を取得し、

小学校で働き始めました。

最初の年は3年生。次の年は1年生。そして最後の年は6年生。

小学校教員は初任からいきなり担任をもつので、超ハード。

だけど面白い。子どもたちが本当に可愛い。

もっといい学級づくりの方法はないかなと模索する日々。

また、ピアノや合唱の経験が音楽の授業に生かされ

スイミングに通っていた経験が水泳部の指導に生かされ

習字を習っていた経験が、板書や子どもたちの字の指導に生かされました。

本当に楽しくて、楽しくて、楽しくて。

おかげで小学校教員というお仕事に没頭しました。

市の代表として2回も公開授業をさせていただきました。

様々な発達段階の子どもたちの成長に関わることができて、本当に幸せでした。

 

だけどやっぱり、「あの」瞬間がきてしまいます。

「もうやり切ったんじゃない?」

「もっと他にできることがあるんじゃない?」

熊本市では、新採の教員は3年で別の学校に異動という決まりがあるので、

「キリがいいな」

ということで、3年目を終えたタイミングで退職しました。

おそらく「いつかまた教員になりたい!」という気持ちになることはないと思います。

 

ここにきて、ふと気づいてしまいます。

「私、何一つ長続きしていないな(笑)」

 

決して何事もいい加減な気持ちでやっていたわけではありません。

むしろ120%の力で夢中になって取り組んでいました。

大きな本番が終わったあとは気が抜けて高熱が出てしまうぐらいに。

だけどある瞬間に

「もう満足!次のステージに進もう!」

って気持ちが切り替わってしまうのです。

だから、教員という仕事も、決して嫌いになったからというわけではなく

自分の中で

「ここではもうやり切った!さあ、次!」

という思いが芽生えてしまったのです。

 

お、おう・・・・・・・笑

 

ここまで読んで

悪いけどその感じよく分からないよ・・・笑
なんか、落ち着かない人生ね笑

って思う人がほとんどだと思います。

ほんとそうだと思います!自分でもそう思うもん!笑

だけど、もしかしたら

いや、その感覚、なんか分かるかも・・・
ひょっとしたら自分も似たタイプかも・・・

って思う人もいるかもしれません。

実は、こういう人って世の中にごく少数の割合で存在するらしいんです。

こういう人っていうのは

・あるスパン(数ヶ月〜数年)をもってスパッとやめ、別のことを始める人(私みたいな人)

・やりたいことがたくさんありすぎて一つに絞れず、同時進行でいろんなことをやってみてはやめてを繰り返す人

 

世間ではこういう特性を

「好奇心旺盛」 「器用貧乏」 「飽き性」 「根性なし」

なんて言ったりします(どんどん辛辣!笑)

でもね、そういう脳の構造になっているから治しようがないらしい!笑

 

・一つのことを極めるスペシャリスト

・一つのことをずっと続ける一途さ

これらが美しいとみなされがちな世の中において、

私たちのような人は、賛否が分かれる生き方。

実際に教員をやめるとき、一部の人から

「教職を腰掛け程度にしか考えていない」だの「中途半端」だの

相当批判されました(笑)そして病みました(笑)

正直、生きやすさより生きづらさの方が大きいのではないでしょうか?

 

だけど、ここ近年、新たな概念が注目されています。

それは

マルチ・ポテンシャライト(MULTI-POTENTIALITE)

MULTI(様々な)-POTENTIAL(潜在能力のある)-AITE(人)

これは、アメリカのエミリー・ワプニックさんが提唱した

様々なことに興味をもち、多くのことをクリエイティブに探求する人

のことを指します。

マルチ・ポテンシャライトの詳細については、

これからこのブログでどんどん紹介していけたらと思っています。

今すぐ知りたい!って人は↓の動画を観てみるといいかもしれません。

エミリー・ワプニックさん本人が登壇したTEDトークで、

550万回も再生された上に、36の言語に翻訳までされた名作です。

 

さらにもっと深く知りたい!っていう人は、彼女の著書を読むといいと思います。

(amazon)

マルチ・ポテンシャライトという生き方

 

この「マルチ・ポテンシャライト」という概念を知って、

私の視界がとても開けたのを覚えています。

「自分だけじゃないんだ!」っていう安心感。

自分の生き方の選択に、無理して周囲が納得するような理由を考えなくてもいいんだ。

そもそも、恥ずかしく思わなくていいんだ。

この特性をうまく生かしたら、逆にすごい偉業を成し遂げることができるかもしれないんだ。

そしたら、私の中で新たな興味が湧いてきました。

 

ゆきこ
それなら、悩んでいる人たちに、「こんな生き方もあるよ?」って示せる存在になりたい。

 

もうお気づきでしょうが、教員を辞めた私の次なるステージは、

人それぞれに合ったキャリアの形を研究していくこと。

悩める大人が世間の目に縛られず、複数の天職を追い求めることができる方法、

そして、子どもたちが自分の将来設計に夢中になれる方法を探していきたいと思っています。

そんなわけでそのヒントを得に、来年の年明けから北欧デンマークに1年間留学してきます!

(デンマーク留学については追って記事にしていきたいと思っています)

 

それまでの間は、マルチ・ポテンシャライトの側面を生かして、

「やりたいと思ったことをやる!」をモットーに生活することにしました。

動画編集したり(そのうちYou Tubeにあがるかも)

ハンドメイドしたり(そのうち売り出すかも)

ホテルで朝食を作ったり

家事代行したり

ブログを立ち上げたり

いろいろやっています!

 

さいごに

 

ここまでとてつもなく長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。

これからこのブログでは、そんなマルチ・ポテンシャライトな側面をもつ人が、

自分の好奇心を満たしながら自分だけのキャリア、生き方を歩めるようなコンテンツ

をお届けしたいと思っています。

似たような悩みをもつ人のキャリアが、そして自分自身のキャリアがどのように花開いていくのか、

とてもワクワクしています。

それでは、この辺で!